2019年 明けましておめでとうございます。
2019年1月3日院長の季節だより10 「水泉(すいせん)・・・からだの中の湧水(みず)を動かすツボ」
2019年1月10日本日(新暦)は、2019年1月7日(月曜日)です。旧暦の日付でいうと12月2日(先勝)です。
二十四節気は、6日から19日まで 小寒(しょうかん)です。6日から「寒(かん)の入り」です。
6日より七十二候(しちじゅうにこう)は初候にかわり、六十七候「芹(せり)乃(すなわ)ち栄(さか)う」春の七草の一つ芹がこの時期になると競い合うように盛んに育ちます。その様子を季節に詠んだ候です。
本日7日は、五節句の一番初めの「人日の節句」和名は「七草の節句」で、平安時代から無病息災を願って「七草がゆ」を食べる風習がありました。
春の七草は、縁起を担いだ語呂合わせになっています。
芹(セリ)は、競り勝つ意。
薺(ナズナ)は、撫でて汚れを取り除く意。ぺんぺん草ともいいます。
御形(ゴギョウ)は、仏様の体という意。
繁縷(ハコベラ)は、繁栄が広がるという意。
仏の座(ホトケノザ)は、仏様が座禅を組んでいるような花の形から尊い意。
菘(スズナ)は、その形から神を呼ぶ鈴に見立てられた。カブのこと。
清白(スズシロ)は、汚れのない清白を意。大根のこと。
単に語呂合わせだけではなく、すべてカラダにとても良いもので、特に胃腸を整え強くする効果と風邪予防の効果が期待できる食材となっています。
東洋医学用語で、「医食同源」と「風邪は万病のもと」を聞いたことがあると思いますが、まさに「七草がゆ」はこの時期にぴったりの食事です。
Photo 春の七草 フォトライブラリーより