院長の季節だより16 「立春の前日が春の節分です」
2019年2月3日NHKの「ガッテン」で、『首こりへの鍼を特集』
2019年2月8日本日(新暦)は、2019年2月4日(月)です。旧暦の日付でいうと12月30日(大安)で大晦日なのです。旧暦には31日はないので、明日(2月5日)は、旧暦の1月1日で「旧正月」です。
「立春」は、二十四節気の最初の節で、八十八夜、二百十日など、立春が起点日となる重要な一日です。
七十二候も巡り、新たに「一候」からはじまります。初候は「東風(はるかぜ)凍(こおり)を解く」で、地表(太陽の力)も地下(地の熱)も陽に転じ、季節は名実ともに「春」となりました。一般に「立春と旧正月」同じ日になる「朔旦(さくたん)立春」が注目されますが、今年(2019年)の『立春と旧暦大晦日』が同じ日となるのも希少なことです。
昨日(3日)に私が住む地区では、雨と温かい風が吹き荒れました。家の中は肌寒く感じるのに外に出るとても空気も風も温かくサクラの開花時の肌の感覚、ただ時折体を持っていかれるような突風が「春一番」を感じました。
もちろん、「春一番」は「立春」からカウントされますので、春一番とは言えませんが季節はまさに春です。
初春は景色で春を感じる前に、日差しや風の温かさなど肌で感じられることが多いようですね。みなさんは、昨日の気候をどう感じましたか?