院長の季節だより36 「お米の苗となる種籾(たねもみ)が芽を出す頃!」
2019年4月25日
院長の季節だより38 「暦は夏のはじまり、二十四節気は「立夏」七十二候は「蛙始鳴」!」
2019年5月8日第126代今上天皇徳仁 陛下の令和元年が、はじまりました。「令和」は248番目となる元号で、外務省は英語で説明する際「Beautiful Harmony=美しい調和」とするそうです。
令和元年5月1日(水)から、二十四節気は穀雨(こくう)の末侯にかわり、十八候の「牡丹華 (ぼたんはなさく)」となります。牡丹は夏の季語ですが、花が咲き始める頃としては晩春のこの頃になります。
牡丹は中国からはじめは薬用植物として伝えられましたが、平安時代頃には、甘く上品な香りと風格ある花の容姿から観賞用として宮中や寺院で栽培されるようになりました。その花言葉は「王者の風格」です。
日本独自の時節の暦(こよみ)に雑節があります。あす5月2日は「八十八夜」にあたり、春から夏に移る節目の日とされています。立春から数えて八十八日目にあたる日で、朝夕の冷え込みが緩みだし安定した気候になる頃でもあります。また「八十八」の字は「米」という文字になることから、農業関係者にとって重要な節目の日でもあります。
Photo 令和元年スタート PhotoACより