院長の季節だより44 「幸せの青い鳥?! オオルリ・・彩りも囀りも美しい鳥」
2019年6月7日院長の季節だより46 「黄色に熟した梅でシロップづくり!」
2019年6月18日写真は、神秘的に見えるホタルの乱舞です。
2019年6月11日(火)から、二十四節気は芒種(ぼうしゅ)の次侯にかわり、七十二候は二十六候の「腐草為蛍(腐った草が蒸れ蛍になる)」になります。
川辺や湿地に自生する草が枯れて、初夏の湿気と熱気により腐草となり、そこからホタルが生まれる・・・と古代中国の人は考えていたのでしょう。確かに、冬虫夏草(とうちゅうかそう)を目にすると虫が草に変わったように見えますので、植物から虫が生まれると考えることは古代においては、むしろ自然で当たり前のことだったのかも知れません。
世界中に螢は2000種以上、日本においては40種以上いますが、その中でも光るのは10種程度だそうです。その中でも日本固有種で大型の螢で「源氏ホタル」と小型の「平家ホタル」は皆さんもご存知かと思います。
源氏ホタルは清流の中流域に生息し、ちょうど今の時期6月の約一ヶ月間くらいです。一方、平家ホタルは田んぼ周囲に生息し、7~8月の約二カ月間くらいであるとされ、両者がぶつかり合うことはないようです。
6月のこの時期各地で螢の観賞会がおこなわれているようです。
Photo 螢 フォトライブラリーより