院長の季節だより49 「半夏(はんげ)と半夏生(はんげしょう)、2つの植物をご存じですか!」
2019年7月4日院長の季節だより51 「2000年以上前のハスの実から蘇った古代ハス:大賀ハス!」
2019年7月14日写真は、当院の庭でみつけた 蝉の抜け殻。ちなみに私の初蝉鳴は、7月4日でした。
2019年7月7日(日)から、二十四節気は小暑(しょうしょ)の初侯にかわり、七十二候は第三十一候「温風至 (あつかぜいたる)」です。この日は、「七夕」でもあります。
「小暑」とは、梅雨明け間近で、これから夏の暑さが本格的になる時期のことです。
「温風至る」とは、温かいというよりも熱い南の風が吹き始める頃のことで、この風のことを「白南風(しらはえ・しろはえ)」と呼びます。白南風は梅雨明け間近の風のことを指し、梅雨の頃の風を「黒南風(くろはえ)」と呼びます。
余談ですが、私は白南風幼稚園と白南風小学校に通っていましたので、小さい頃から「しらはえ」と呼んでいました。もちろん意味など全く知らずに・・・。ネットで全国の「色の地名」を調べてみたら、約33%が「白」で、ついで「黒と赤」が約23%ずつでほぼ同率。「白・黒・赤」で約8割を占めていました。(諸説あると思います。)
今年の九州北西部は梅雨入りも遅く、空梅雨ですが、九州中部・南部は大雨で被害も出ています。同じ九州でもここまで気象に差が出るのは珍しいかと思います。梅雨明け宣言前にも関わらず、当院のまわりでは蝉の合唱がはじまっています・・・。
Photo 庭でみつけた蝉の抜け殻