写真は、色とりどりの菊 です。
2019年10月14日(月)から、二十四節気は寒露(かんろ)の次侯にかわり、七十二候は第五十候「菊花開 (きくのはな ひらく)」で、菊の花が咲く頃となりました。
菊は、桜とともに日本を代表する花です。しかし、日本には野菊は自生していましたが利用されることもありませんでした。
奈良時代に中国から薬用として輸入されるようになった「菊」は、さらに食用・香用・観賞用など宮中で広く用いられ、多種多様な品種が創られ、日本を代表する花となりました。特に観賞用菊は、日本独自の「和菊」として発展しました。
菊花は、【公益社団法人東京生薬協会HPより】漢方処方用薬として、解熱・鎮痛・鎮静・明目(視界が広がり明るく見える)作用があり、眼疾患・精神疾患を改善する薬方に配合される。
あらためて、「菊」のもつ「品格」を感じました。
Photo 菊 フォトライブラリーより