写真は、春霞　そして朧月夜　です。

2020年2月24日(月)から、二十四節気は雨水(うすい)の次侯にかわり、七十二候は第五候「 霞始靆 (かすみ　はじめてたなびく)」南から運ばれてきた暖かい水気が春霞となり、たなびき始める時節となりました。

「靆」を大和言葉の「たなびく(棚引く)」と読んでいますが、実際には「だい・たい」の音読みしかありません。同じ意味の漢字としては「靉靆(あいたい)」という字があり、雲や霞(かすみ)などがたなびいているさまを表します。

また、朧月夜がみられるのもこの時期です。大正3年に作られた唱歌「朧月夜」歌詞を思い出せますか。「菜の花畠に・・・」霞や朧月夜が登場します。

Photo　春霞と朧月夜　PhotoACより