写真は、蟷螂(カマキリ)が卵から孵ったところ です。
2019年6月5日(金)から、二十四節気は芒種(ぼうしゅ)の初侯にかわり、七十二候は二十五候の「蟷螂生(かまきり しょうず)」となり、農家にとって益虫である蟷螂(カマキリ)が、孵化する時節となります。
「芒種(ぼうしゅ)」の「芒(のぎ)」とは、鱗片の先端にある棘状の突起のことで稲や麦など穀物にあります。ここでは、稲のことを指し、田植えのことを意味しているのではないでしょうか。田んぼに水が入り、蛙の大合唱が聞こえる頃です。江戸時代はこの頃一斉に田植えをやっていたのでしょう。
Photo 蟷螂(カマキリ)の孵化 PhotoACより