2020年11月27日(金)から、二十四節気は小雪(しょうせつ)の次侯にかわり、七十二候は第五十九候「朔風払葉(きたかぜ このはをはらう)」です。冷たい北風(朔風)が吹いて、木の葉を落とす頃となりました。
何故、朔風が北風(きたかぜ)と読むかというと「朔(さく)」は「はじまり・一日(ついたち)」の意味があり、方角では「北」を指します。それで「朔」を方位で表すと「北」となり朔風を「きたかぜ」と読むようです。
紅葉(こうよう)の素晴らしい景色も、朔風によって木の葉が飛ばされ、山の色が無くなる時節となっていきます。