窓辺だより
2021年1月9日院長の季節だより162 「雉(キジ)をみたことありますか!」
2021年1月15日2021年1月10日(日)から、二十四節気は小寒(しょうかん)の次侯にかわり、七十二候は第六十八候「水泉動(しみず あたたかをふくむ)」です。水泉(しみず)とは、地下から水が湧き出すところです。ここでは「動」と書いて、「あたたかをふくむ」と読ませています。つまり「水泉動」とは、湧水地の地下では、地下水の冷たさが緩み始めるという意味です。
地上では一番寒い時期(大寒)に向っていますが、地下では立春を前にして春の準備がはじまっています。
これを私たちの皮膚に例えると…地面に相当するところが皮膚で、皮膚の上では、寒さと乾燥に曝されていますが、皮膚の下では春の準備が始まっています。そのスイッチひとつが、お日様の出ている日照時間です。
そう言えば、夕暮れが少しだけ遅くなってきているのにお気づきでしょうか。からだの中では、春に備えて自律神経やホルモンが動き出しているのでしょうね。
つまり、この時期の「ひなたぼっこ」が自律神経やホルモンの改善に一役かいそうです。