窓辺だより
2021年6月16日院長の季節だより195 「もう一つの梅雨花:ハナショウブ!」
2021年6月26日2021年6月21日(月)から、二十四節気は夏至(げし)の初侯にかわり、七十二候は二十八候の「乃東枯(なつかれくさ かるる)」です。乃東(なつかれくさ:夏枯草)が、枯れたように見える時節となりました。
本日は、昼間が一番長い「夏至」です。朝から日差しも強く、暑くなりそうです。
「乃東(だいとう)」という花をご存知ですか?
冬至の頃に芽を出し、夏至の頃に、花を咲かせます。他の花と大きく違うところが、花穂が枯れたような色になります。その為、夏枯草(なつかれくさ)と呼ばれています。
今回の候で「枯れる」とされていますが、実際は枯れたように見えるのですが、開花なのです。
今では、あまり耳にしない夏枯草ですが、旧暦では「冬至と夏至」を知らせてくれるとても大切なお花です。